活動日誌

2016.04.03 点字ブロックあれこれ③

みなさん、こんにちは!

各地で桜が開花し始めましたね。

協会からすぐ近くに「孝子桜(こうしざくら)」がありますが、どうやら見頃を迎え始めたようです!

大きなしだれ桜は華やかさと迫力を感じられます。協会にお越しの際にはぜひ、立ち寄ってみてください☆

 

さて、本日は訓練犬君がちょっとめずらしい点字ブロックを見つけたようなので、紹介してもらいたいと思います!

 

エスコートゾーンの前に立つ訓練犬

ボク、訓練をしているとみっけたヨ!

クロス(横断歩道)のお仕事をしているとみっけたヨ!

この上をまっすぐ歩く練習もしてみたヨ!

ポチポチしていたヨ!

 

 

さて、訓練犬君が見つけてくれた、この横断歩道に敷設されているものも点字ブロックの仲間です。

これは「視覚障害者誘導用道路横断帯」というもので、通称「エスコートゾーン」といいます☆

 

視覚に障がいをお持ちの方が、道路をまっすぐ横断し、向こう岸にたどりつくのは、とても難しいことと想像できるかと思います。

早く渡らなければ!と思って、心理状態としても焦ってしまったりもする箇所なんですね!

このエスコートゾーンがあればまっすぐ横断できる、非常に優れたものだと思いませんか?

 

 

ただ、優れたものも、完璧ではございません。

 

どのようなことが問題になるか、みなさんで考えてみましょう。

エスコートゾーンの入口を丸で囲んだ写真

赤の丸で囲っているところからエスコートゾーンが開始です。

しかし、渡る最初の1歩でここを見つけることができなければ、エスコートゾーンを探しているうちに左右にずれていってしまうといった問題も起こってくるのですね。

わかりやすく言うと、エスコートゾーンは横断歩道の真ん中にしか敷設されていないので、もしも横断歩道についた時点で、横断歩道の左端や右端など端っこについていた場合、渡るときにはエスコートゾーンが敷設されていないところを歩く、ということになるのです。

右端についたか、左端についたかわからない。あれ??どこだったかなー?といううちに車の流れている方に行ってしまう・・・という問題も発生します。

 

まだ問題点はあります。エスコートゾーンが敷設されているところは限られていますよね?

見たことがない!という方も多いのではないでしょうか?

まだまだ普及していないのが現状になります。

 

視覚に障がいをお持ちの方が道路を横断する際には、車の音や人の流れの音、道路の段差から直角に歩く・・・など実に様々なことを手がかりにしてまっすぐ横断されています。

手がかりを利用して上手に横断される方は、たくさんいらっしゃいます。

ただ、迷われる方も多くいらっしゃいます。

もしも交差点で迷われている方がいらっしゃいましたら

「一緒に渡りましょうか?」「何かお手伝いできることはありますか?」

などお声掛け頂けると非常にありがたいと思います。

 

私が今お話しさせて頂いたことをお読みいただけると、エスコートゾーンがあるから大丈夫だろう!などともう思われることもないかと思います☆

 

人と人との助け合い、つながり、やっぱりこういったことが大切なのでしょうね!

 

点字ブロックの敷設を普及させることも大事ですが(ハード面でのバリアフリー)

やはりソフト面でのバリアフリーが一番大切なのかなと思います。

ソフト面でのバリアフリーについても、またの機会に詳しくお話ししましょう!

 

それでは、また!