よくあるご質問|盲導犬のことを知りたい

盲導犬のことを知りたい

盲導犬は絶対吠えませんか?

そんな事はありません。政治家が失言をするのと同じように、盲導犬も思わず吠えてしまう事があります。例えば、暗闇の中で突然、頭から雨カッパをかぶった人が近づいてきたような場合、盲導犬でも一声吠えたりうなったりする事があります。これは動物に本来備わっている防衛本能そのもので、これを訓練で取り去る事はできません。ただし、盲導犬になる犬は、怖くもないのにむやみやたらに吠えたりはしません。落ち着きと品があって、少々の事では吠えない犬を選んでいます。ですから、盲導犬が吠えるという事は、尻尾を強く踏まれたとか、大きな着ぐるみが近づいてきたとか、相当なストレスがかかった時だと考えて頂きたいのです。

盲導犬は1日トイレを我慢しているのですか?

一般のペットは、散歩中に好きな場所でトイレをすませ、飼い主が後始末をすればOKです。でも盲導犬が同じように好きな場所で排泄をすると大変なことになります。盲導犬は電車に乗ったりレストランに入ったりもします。そのために訓練の段階で「ワンツー」という指示語を聞いたら、「今、この場所でトイレをしてもいいんだ」ということを犬に覚えさせます。
排泄のコントロールは、大切な訓練のひとつです。盲導犬になった後も盲導犬ユーザーが、時間を見計らってトイレをしてもいい場所へ連れて行き、そこで「ワンツー」という指示を出します。もちろんちゃんと指示に従ってトイレが出来た時は「グッド」と褒めてあげます。
盲導犬は毎日同じような時間に、同じような量のフードと水を与えていますから、トイレの量や時間も大体決まっています。
ユーザーはこれをしっかり把握して、タイミングよくトイレをさせるのです。決してトイレを我慢させたりはしません。

どうして盲導犬の指示語は英語なんですか?

もともと盲導犬の訓練技術はアメリカやイギリスから輸入されたものですから、英語で指示をするのは昔の名残りと言えます。ただ、男言葉と女言葉があり、方言によってイントネーションが違う日本語では、盲導犬が混乱する可能性があります。そこで基本的には英語で指示語を出すようにしている、という一面もあるのです。

盲導犬の指示語を教えてください。

よく使われる指示語をご紹介します。
Sit(シット)=座れ、Down(ダウン)=伏せ、Come(カム)=おいで、Wait(ウェイト)=待て、Good(グッド)=いい子だ、No(ノー)=いけない、Straight Go(ストレートゴー)=まっすぐ進め、Right Go(ライトゴー)=右へ進め、Left Go(レフトゴー)=左へ進め、Out(アウト)=口から出せ、OneTwo(ワンツー)=排泄をうながす指示語。

盲導犬の寿命は短いのですか?

「盲導犬は早く亡くなる」という噂が今でもあるようですが、盲導犬の寿命は約14歳前後です。また最近のデータによると一般の大型犬よりも盲導犬は長生きだということがわかりました。その理由として、規則正しい食事と定期的な健康診断など健康管理に気をつけていることなどが挙げられます。

盲導犬と一緒に歩きたいと思っている視覚障害者は全国に何人いますか?

盲導犬の潜在希望者数は約3000人~4000人です。盲導犬が増えない理由は、盲導犬を育成するのには時間とお金がかかることにあります。

全国に盲導犬は何頭いますか?

全国で1010頭活躍しています(2014年3月現在)