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ラブラドールレトリバーの毛のお手入れ part.2

みなさんこんにちは。

 

花粉症に悩まされる訓練士です。

メガネとマスクをつけて来ていても

犬たちは私だと気付いてくれているようです。

 

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 

前回グルーミングの役割についてお話しをさせて頂きました。

 

今回は、用具についてご紹介させて頂きます。

用具ごとに目的や使い方が違いますので

この機会に是非知って頂ければと思います。

 

こちらがグルーミングに使う用具です。

グルーミングに使う道具が並べられている

 

左から順番に説明していきます。

①まずゴムブラシです。

ゴムブラシの画像

その名の通りゴム製のブラシです。

ラバーブラシともいいます。

表面に三角錐の突起がたくさんついていて、

ゴムの摩擦力と共に

ラブラドールレトリバーの毛を

からめとってくれます。

 

このブラシがマッサージの役割も果たしてくれます。

 

使っていくうちに突起がすり減ってきます。

交換の目安は1カ月に1度くらいです。

また、皮脂がついて黒くなってきた場合は

中性洗剤をつけて使う古した歯ブラシなどで洗えば

汚れはキレイに落ちます。

 

②次に両目コームです。

両目コームの画像

金属製のくしです。

ざっくりととかすことにより

皮膚に一番近い毛を取る役割があります。

長毛種のワンちゃんのお手入れに使われることも多いですが

ラブラドールの毛を取るのにも

非常に適したコームです。

 

毛並みを整える役割もあります。

劣化も少ないため

折れるなどのことがない限りはずっと使えます。

 

こちらも皮脂で汚れた場合は中性洗剤をつけて洗ってください。

 

③次に豚毛のブラシです。

豚毛ブラシの画像

その名の通り豚の毛のブラシです。

つや出しブラシともいわれ

皮脂やフケを取り除く役割があります。

黒ラブの場合は特にフケが目立ちますので

こちらでブラッシングすると見違えるくらいツヤツヤになります。

 

こまかい毛もとってくれます。

ブラッシング後は豚毛に毛がたくさんつくので

両目コームで根本からサクサクととかすと

毛はキレイにとれます。

手で取ろうとすると大変なので

是非お試しください!

 

④次に洗剤を含ませたタオル。

作り方です。桶にぬるま湯を張ります。

(水でもOKですが、お湯の方が汚れは落ちやすいです。)

そこへ中性洗剤(台所用洗剤のことです。)を1滴たらします。

1滴!というわずかな量がポイントです。

桶にお湯を張って一滴洗剤をたらす

それをよく混ぜ、タオルを放りこみます。

その桶にタオルをいれます

タオルをかたーく絞ってできあがりです!

タオルをかたく絞ってできあがり

こちらは汚れを拭き取る役割があります。

全体をごしごし拭き取ると、びっくりするくらい汚れが落ちます。

 

特にこの時期花粉や黄砂で1回のお散歩でも

毛にかなりの汚れがつきます。

お散歩後に洗剤を含ませたこのタオルで拭くと

タオルが真っ黒になることも?!

是非お試しください。

 

⑤最後に、もしあれば、グルーミング台があると便利です。

グルーミング台に犬が乗っている

犬の動きがある程度制限できるので、安定してお手入れできます。

人もかがまなくていいので

腰が楽です。

犬が落ちたり飛び降りたりしないように

常に人がついて管理する必要があります。

その点ご注意ください。

 

グルーミング台はないというお家が多いと思います。

その場合はカラー(首輪)を使って動きをコントロールしましょう。

首輪をつけた犬の画像

写真のようにカラーを持って

犬がむやみに動きまわらないようにします。

チョークが付いている場合は

チョークがしまらないように気をつけてください。

チョークが付いていなくても

首がしまらないように気をつけてくださいね。

 

グルーミング台は当協会にありますので

体験してみたい方はどなたでもどうぞお使いください。

 

以上が当協会で使っている

グルーミング用具です。

 

次回はいよいよ実践編です。

かわいいワンコの画像も載せて

楽しくお話ししたいと思いますので

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

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