みなさんこんにちは。
先日、栃木県視覚障害者福祉協会様主催の
同行援護従業者養成研修会に参加し、
受講者の皆様に実技指導をさせていただきました。
同行援護というのは、視覚に障害のある方が外出する際、ご本人に同行し、
移動に必要な情報の提供や、移動の援護、排せつ、食事等の介護のほか、
ご本人が外出する際に必要な援助を適切かつ効果的に行うサービスのことです。
単に利用者が行きたいところに連れて行くだけではなく、外出先での情報提供や代読・代筆なども行います。
一般的には「手引き歩行」と呼ばれていますが、利用者を安全に快適に誘導するには
やはり手引き者の技術が必要になります。
通常の道路を誘導するだけでも、様々なものに注意をしておかなくてはなりません。
階段やエスカレーター、食事の説明や電車やバスの乗降など、
いろいろな場面を想定して実技を行いました。
8月という真夏の開催でしたので、受講者の方々は暑さがとても厳しかったと思いますが、
みなさんとても熱心に取り組まれており、それぞれ個々に合わせた誘導をされていました。
盲導犬も同行援護も、歩行の手段は違いますが目的は一緒です。
これからも安全に快適な歩行を目指して頑張りましょう!