みなさんこんにちは
栃木県視覚障害者福祉協会様からのご依頼を受け、
今年も同行援護講習会の実技指導に行ってきました。
同行援護とは、視覚に障害をお持ちの方が外出が困難な場合、
目的地までの移動の援護や移動に必要な情報提供、食事の介助等、
ご本人が外出をする際に必要な援助を、適切かつ効果的に行うことをいいます。
目的地まで安全に誘導するだけでなく、
外出先での情報提供や代筆・代読などの役割もあり、
視覚に障害をお持ちの方の社会参加や地域生活において
なくてはならないサービスです。
同行援護をする場合、一般的には『手引き歩行』で外出をすることになりますが、
今回はこの手引きの基本的な仕方の実習を行いました。
講義もみなさん真剣に聞いてくださいました。
2人1組がペアとなり、交代で練習をしていきます。
こちらの写真は一段の段差の上り下りの仕方の練習をしています。
バスや電車の乗降の練習も行います。
バスの入口は狭くなっている場合が多いので、
その分注意が必要です。
いろいろな場面を想定し、
階段やエスカレーターも練習をします。
受講者のみなさんは、最初は慣れない様子でしたが、
いろいろな方の手引きを体験することで、上手な言葉かけや
安全に誘導するこつを理解されたと思います。
これからも当事者のみなさんが楽しく外出できるよう、安全第一を心がけて
活躍してくださることを期待しています!
それではまた