春の音連れと共に、今年も狂犬病のワクチン接種の季節がやってきました!
今回も、ワクチンの接種前に、シモゾノ学園の先生方、ご関係者の皆さまに
14頭の訓練犬たちのシャンプーをしていただきました。
プロの先生方のテクニックに訓練犬たちはみなうっとり…。リフレッシュした訓練犬たちは、また訓練に励んでいました。
先生方、ふわふわのさらさらに仕上げていただき、本当にありがとうございました!
その翌週には獣医師の山下眞理子先生に、フィラリアの血液検査と狂犬病ワクチンの接種を行っていただきました。
繁殖犬や訓練犬たちは、診察台の上に乗ってもなお、陽気に尾を振るなど余裕の表情を見せていました。
訓練犬採血中☆
一方、今回が初めてとなるパピーの中には「な、なにがはじまるんですかーっ」とばかりに
固まってしまった仔もいましたが…
パピーたちも頑張りました☆
先生方の優しい声掛けと励ましのおかげで、緊張はすぐに緩み、最後は何もなかったかのように、
みんなしっぽをフリフリ、ルンルンと帰宅して行きました。
盲導犬たちも、爪切りをしていただき、すっきり!
”ツメキリヲシテモラッタヨ”
”マイニチアルイテイルケドツメハノビルノヨネ”
「犬フィラリア症」とは、犬糸状虫が心臓や肺動脈に寄生することによって起きる病気のこと。
そして「狂犬病」は人畜共通感染症の一つですが、どちらも「感染予防」が大切なんです。
本日、先生に診ていただいたことで、またこの一年、盲導犬や繁殖犬たちはそれぞれのお仕事に集中することができ、
また、訓練犬たちも元気にトレーニングに励むことができます。
山下眞理子先生をはじめ、ご関係者の先生方には、この場をお借りして感謝を申し上げます。誠にありがとうございました!
盲導犬育成事業は本当に多くの方々に支えていただいております。
視覚に障害をお持ちの方が盲導犬をもってよかったと思っていただけるよう、
これからも啓発活動、訓練、フォローアップ、そして犬たちの健康管理にと職員一同、業務に邁進してまいります。
引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。