みなさんこんにちは。
先日、とちぎ福祉プラザで行われた白杖講習会の様子をお伝えします。
白杖とは、視覚に障害をお持ちの方が安全に歩行をするための道具であり、
白杖を使って様々な環境の情報を得たり、周囲の人や車の運転手などに注意を促す役割もあります。
白杖を初めて申請する場合、自分の身長にあった長さを選ぶのはもちろんのこと、
歩く環境や目的、用途によって、いろいろな種類の中から選ばなくてはなりません。
今回の講習会では、このように白杖について説明や、
実際にお持ちの白杖の長さや不具合がないかどうかのチェックを行い、
その後、基本的な使い方をみんなで一緒に練習をしました。
午後からは、パームソナーの開発者による
パームソナー(超音波のビームを出して、障害物を振動で伝える道具)や
パームライン(白杖用の誘導ライン)の説明の時間と体験となりました。
わずかな時間でしたが、この1日を通じて、
少しでも白杖について知っていただけたら幸いです。
尚、当協会には2名の歩行訓練士がいます。
白杖についての相談も随時行っておりますので、
お気軽にお問い合わせください。