みなさんこんにちは!
夏休みに入り、自由研究などに悪戦苦闘しているお子様方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まだお題が決まっていないお子様はいませんか?
こんな機会にぜひ盲導犬について取り上げていただけたらうれしく思います。
本日は盲導犬の象徴でもあるハーネスについて少しお話させていただきます。
盲導犬の歩行はハーネスなしでは成り立ちません。
リード(引綱)だとダメなの?というご質問もいただくのですが、
リードだと犬がどちらに向いているのかが、まったくわからないんですね。
盲導犬を使われる方は視覚に障がいをお持ちです。
手からの情報で、犬がどちらに向いているかを確認しながら歩いていかなくてはならないのですね。
その時に活躍するのがハーネスです。
ハーネスは犬の胸部分に固定されており、犬の動きがダイレクトに手から伝わってくるんですね。
リードだとわからないような細かい動きも、ハーネスからだと読み取ることができます。
わかりやすい写真があります。
こちら立っている犬の様子です。
ハーネスの持ち手部分の高さに注目です。
こちら犬が座っています。
ハーネスの持ち手部分の高さが、立っているときに比べると
大きく下方向に下がったことが見て取れます。
持ち手を持っていると、腕が下に引っ張られると思います。
その感覚によって「犬が座ったな」とわかるのです。
歩行中でも手からの感覚によって「あ、今左に曲がったな」とか「段差で止まったな」ということを知ることができるのですね。
ちなみによくある質問で
「ハーネスについているバッグには何が入っているのですか?」というものがあります。
それについてはこちらを参考にしてくださいね!
8月20日(日)には当協会のイベント
「ウェルカムデー夏休みこどもスペシャル2017」も開催予定です。
アイマスク白杖体験コーナーや弱視体験コーナーも設置!
体験を通して盲導犬や視覚障がいについての理解を深めてくださいね!
それでは、また!