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盲導犬の洋服のお話〜縫製ボランティア〜

みなさん、こんにちは。

寒い日が続きますがいかがおすごしですか?

 

以前、当協会の活動日誌で、盲導犬の洋服(マナーコート)のお話をさせていただきました。

盲導犬はご主人と一緒にどこにでも出入りするので、建物の中や公共のもの(電車、バスなど)を利用する時は、

パートナーの盲導犬に洋服を着用させて、毛の抜け落ちを防ぐ工夫をしています。

 

今回はその制作裏をちょっとご紹介します。

 

まず!先日、東日本盲導犬協会宛にこんなステキなプレゼントが届きました!

物品寄付として届いた段ボールの中に、かわいい未使用の布がたくさん入っておりました!

 

協会に届いた段ボール。中には色とりどりのかわいい布がたくさん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お引っ越しで持って行けなくなってしまったものを、当協会にご寄付いただきました。

とってもかわいらしくて、しかもきれいに保管されているもので、

この品物は犬たちの洋服にぴったり!と、

職員みんなで「コレ○○ちゃんがにあいそう」「コレは○○ちゃん!」

などどわいわい空想を膨らませて楽しませてもらいました。

 

今後、さっそく縫製ボランティアさんにご依頼をしまして、

ユーザーさんにお役に立つ洋服に姿をかえていただきたいと考えております。

貴重な物品を寄贈いただきまして誠にありがとうございました。

 

 

当協会では、これまでにたくさんの方々からご協力をいただきながら、

現在の犬の服を縫製するのシステム作りをしてまいりました。

 

現在は、型紙とマニュアルをボランティアの方々にお渡しして、

オス用、メス用、サイズ別の犬の服を、必要に応じて作っていただけるようになっております。

 

現在は、7〜8名の方が縫製のボランティア活動をしてくださり、

当協会のユーザーさんだけでなく、他協会からのご注文もお受けして、

全国で活躍する盲導犬たちが着用する洋服を作っていただいております。

ボランティアのみなさんも、ご自身が作られた洋服が

いろいろなところで活躍するワンちゃんのために使われていることを、

とても楽しみに活動してくださっていただいております。

 

 

室内で洋服を着て待つ犬達

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、年度末に向けて、縫製のマニュアルと型紙サイズをリニューアルすべく、

職員が悪戦苦闘しながらがんばって勉強しております!

とは言っても職員も素人ですので、これまた縫製ボランティアさんのお力を借りながら・・・。

 

 

現在作成中のあたらしいマニュアルと型紙の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年月がたつと、ニーズも少しずつ変化を感じるこのごろ、

犬の体型の変化であったり、使用者さんの安全面への配慮であったり・・・。

使用者さんへの対応や犬の訓練も同じ事ですが、

犬の服についても、ニーズにあったものを提供できるようにしていきたいと思っております。

 

今までお世話になりました多くのボランティアさんの皆様に心よりお礼を申し上げます。

そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

縫製ボランティアさんが作ってくれた犬の服と敷物の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、現在は新規の縫製ボランティアさんの募集は行っておりません。

募集の際はHPからご案内させていただきます。

冒頭のような犬の服に使える生地のご寄付は受付しておりますので、

ご一報くださいますようお願いいたします。

※ふさわしい柄、厚さ、種類がございます、事前にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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