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ウェルカムデーレポート その3「体験してみて分かること」

お待たせしました。

ウェルカムデーレポートその3、

レポートも最終回です。

 

今日ご紹介するのは、体験コーナーです!

こちらは大好評でした。

 

白杖体験コーナー写真

 

上の写真は白杖体験コーナーです。

奥に、人が立っている場所がスタート地点、

目指すゴールは手前に写っているバケツです。

途中に段ボールの障害物がありますね。

 

よし!それではスタート

 

それでは白杖を持ち、アイマスクをつけて、

いざスタートです!

視覚に障害をお持ちの方は、

白杖を使い、点字ブロックを確認したり、

障害物を避けたり、

体の前方や足元の安全を確かめながら歩きます。

 

体験された方も、

障害物を上手に避けながら無事にゴール!

 

ゴールのバケツに到着

 

お次はロービジョン体験コーナーです。

 

ロービジョン体験コーナーの様子

 

ロービジョンとは、

全盲ではない、見えにくい人という意味をさします。

 

「白濁(白くにごって見える状態)」と

「視野狭窄(見える範囲が狭くなっている状態)」を

体験するためのマスクをつけて

文字の書かれた紙が、それぞれどのように見えるかを体験していただきました。

白濁は、「白い紙に黒字」よりも「黒い紙に白字」

視野狭窄は、「大きい文字」よりも「小さな文字」の方が

読みやすいということが分かりました。

視覚障害といっても、人それぞれで、

必ず、大きくはっきりと書かれた文字が読みやすいというわけではありません。

 

最後には、アイマスクをつけ目の見えない状態で

白い紙に文字を書いてもらいました。

何の工夫もない紙の状態では、文字が斜めに曲がってしまいましたが、

紙をじゃばらに折り、線をつけることで、

その線を辿りながら、まっすぐに書くことが出来た方もいらっしゃいました。

目が見えないからといって何もできないというわけではなく、

工夫をすることで様々なことが可能になる、

ことを体験していただけたのではないかと思います。

 

今回のウェルカムデーでは、

お子さん方も、多く参加してくださいました。

 

一生懸命勉強しているお子さん方

 

ノートと鉛筆を持って、

一生懸命メモを取られている姿にとても嬉しくなりました。

ぜひ、学校のお友達や先生にも、盲導犬について教えてあげて下さいね。

 

また、ご来場の皆さまからは募金にもご協力いただき、

38,010円のご支援をいただきました。

ご協力、ありがとうございました。

 

来場の方が犬とふれあっている様子

 

それでは、またお会いできるのを楽しみにしております!

 

ウェルカムデーレポートその1

ウェルカムデーレポートその2

 

 

 

 

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