先週の日曜日、 あみプレミアム・アウトレットにて初めてのイベントを開催いたしました。
御殿場・佐野に続く関東圏3番目のプレミアム・アウトレットのあみは
施設全体の色調がとてもシックで、落ち着きのある大人のムードいっぱいの店舗です。
今回は、9ヶ月齢と10ヶ月齢の2頭のパピーとそれぞれのパピーウォーカーさんに参加してもらいました。
”オ、オカアサン。ソバニイテネ”
「大丈夫、落ち着いてね! 」お母さんの優しい声が安心に繋がります。
”アッ、ハイ”
女の子の小さな手がそーっと伸びてきましたが、さてどうかな?…
この後、女の子はパピーウォーカー(PW)に向かってとびっきりの笑顔を見せてくださいました!
その調子、その調子!
”オカアサントナラダイジョウブダヨ”
その頃、もう一頭のパピーはというと…
”コ、コンニチハ”
もっと近づきたい気持ちはあるけれど、PWさんの「待て~」の指示を良く守ってます。が、足が…(笑)
”コンニチハ” 「こんにちは」
初めての人とのコミュニケーションは、こうして匂いを嗅がせてもらうことから始まります。
まるで名刺交換のようですね。
とても上手にできました◎
”ナデテモラウッテ、キモチイイネ”
顔をなでてもらうと嬉しくなりすぎてしまう仔にはお尻をなでてもらうことも。
パピーたちは子どもが大好き。それにしてもシッポは正直ですね。
午前中のパピーたち。ここまでは上出来、◎です!
デモンストレーションの開始時には、こうして大勢のご来場者様にお集まりいただくことができました。
デモンストレーションは2回。それぞれ前半にパピーウォーカーさんへのインタビューを、
後半は訓練犬を動かして訓練、そして盲導犬のお仕事についてお話をさせていただきました。
「ヒール、グーッド!」
今だから堂々としている訓練犬ですが、かつては今日のパピーたちのような時代がもちろんありました。
”最初”は誰しも出来ないもの。なぜならばそれは”未知”だからです。
どんなことでも知ること、経験すること、そしてその積み重ねが今の彼らにはとても大事なことなんです。
ふれあいデビューに加えデモンストレーションまで経験したパピーたちは、果たしてどうしているかな?
二頭ともかなーりリラックスしてきたようですね。good~good~☆
パピーウォーカー(PW)をやってみて良かったことは何ですか?のご質問に…
二家族とも「家族の会話が増えたことです!」と笑顔で答えくださいました。
そして「PWをすることで小さな社会貢献ができればと思い始めました。」とも。
PWさんに愛情をたっぷり注がれ、そしてこのように大勢の方にふれていただくことで
彼ら盲導犬候補生たちは人と一緒にいる喜びや楽しさを学んでいきます。
彼らは来年の2月に協会に入学し、その後は本格的な訓練に入りますが、今日のような貴重な経験は
訓練にも生かされ、さらには盲導犬になった時に必ずや大きな自信にかわっているはずです。
開始前から大勢のご来場者様に足をお運びいただくことができましたこと、大変嬉しく思います。
この場をお借りしまして、ご来場いただきました全て皆様に感謝申し上げますと共に、
イベント開催にあたりご尽力を賜りましたあみプレミアム・アウトレットご関係者の皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございました。