群馬県での啓発活動に、施設全体でご協力いただいておりますSMARK伊勢崎にて、今年最初の
「盲導犬ふれあいイベント」を行いました。
朝から、名物 ”あかぎおろし”が吹き荒れる中、イベント会場には開始前から大勢のご来場者の方々に
お越しいただくことができました。
メイン会場の「はるなプラザ」では、訓練犬やパピーたちとのふれあいの他、2回のデモンストレーションを
行いました。
デモの前半は訓練犬たちを使っての「基本訓練」や「誘導訓練」の模様をご覧いただき、
後半にはパピーとパピーウォーカー(PW)さんに登場していただき、パピーウォーキングの
楽しいエピソードなどを披露していただきました!
今回、参加してくださったPWさんは、「PWをしていて楽しいことは何ですか?」という問いに、
「家ではとっても元気で活発な仔が、イベントでは大人しい…、こうした違う一面を見られるのも
楽しみの一つであり、日々の成長の過程を身近で感じられるのもPWの魅力ですね。
PWをするのは2頭目ですが、それぞれ個性があり、毎日とても楽しいですよ!」
と笑顔で語ってくださいました。
盲導犬は多くの支援者の方々や様々なボランティアさんのご協力で育ちます。
繁殖犬ボランティアである「ブリーディングウォーカー(BW)」。
その繁殖犬から生れた仔犬を約1歳になるまで預かり、しつけをしながら人間の社会で生きてゆく上での
ルールを教え、そして何より人が大好きになるよう育てていただいている「パピーウォーカー(PW)」。
など。
皆、私たち盲導犬協会を陰で支えてくださる大切なサポーターです!
今回のイベントでは、経験者だからこそのとっておきのエピソードをご来場者の皆様に聴いていただき、
BWやPWなどのボランティアに一人でも多くの方に興味を持っていただきたい!
と、イベントボランティアさんに交じり、PW経験者の方やBWさんたちも一役買ってくださいました。
皆さんの熱い思いもあって、イベント会場は最後まで人が絶えることはありませんでした。
最後は、やはりちょっぴり疲れもあったかな?
PWさんの足元で安心して眠つてしまいましたね♪
視覚に障がいのある方の歩く手段の一つである「盲導犬」。
一頭の盲導犬が育つその過程には、多くの方々のご支援と共に、多くの経験を必要とします。
こうした大きなイベントは、訓練犬はもちろんのこと、パピーにとっても将来盲導犬となった時
必ずや生きてくる”経験値”を育み学ぶ、大切な時間であり場なんです。
今回、初めて「はるなプラザ」と「あかぎプラザ」の二ヶ所同時開催をさせていただけたこと、
それに大きな成果に繋がりましたことは、SMARK伊勢崎ご担当者様やご関係者皆様の
お力添えのお陰と、感謝を申し上げます。
ご来場の皆様におかれましても、たくさんのご支援をありがとうございました。
~SMARK伊勢崎のイルミネーション~とても素敵ですね★