先日、アーバンドック ららぽーと豊洲で「盲導犬ふれあいイベント」を開催しました。
お天気にも恵まれ、大勢のお客様にお越しいただくことができましたので、今日はその模様をレポートいたします。
「海の魅力がストレートに感じられ、心地良く過ごせる親水空間の創造」というコンセプトのもと
建設されたアーバンドック ららぽーと豊洲。
今回、会場となりましたセンターエントランス イベントスペースは、ほとんどの方がここを行き来する、
まさにハブ的存在の場所です。
今回は、啓発デビューのパピーとパピーウォーカーさんにもお手伝いいただきました。
訓練犬たちに交じって…
あとはご来場者の方々をお迎えするばかりです。
”コンニチハ!ボク、キノウイッサイニナッタバカリデス。ハジメテノイベントダケド、ガンバリマース!”
”イマハコレガセイイッパイナンデス。オシリノホウカラナデテクダサイ”
初めての啓発参加に、最初こそ緊張していたものの、PWさんの声かけと優しいtouchで
徐々に慣れてきたみたいですね。
上手になでてもらえました。”Good!”
”アレ? ナデテモラウノッテ アンガイキモチイインダネ”
“グーグー… ムニャムニャ… ”
イベントというのは、経験豊富な訓練犬にとっても特別なものです。
全ての訓練犬がすぐに寝てしまうのかと言ったらそんなことはありません。
”ワタシハ、キョウサンカノユイイツノオンナノコデス。ヨロシネ!”
”ボクハ…ドコデモスグニネチャウンダ”
すべては経験です。しかも、その一つ一つの経験を”良い学習”に変えてあげることが大切なんです!
デモンストレーションが始まることには、会場は大勢のご来場者の方々で埋めつくされました。
基本訓練中の訓練犬。ヒールもよく集中してました!
まるで「誘導訓練だって私に任せてね!」というような声が聞こえてきそうな堂々とした訓練犬。
デモンストレーションでは、「盲導犬の一生」をテーマの一つとして話をすすめています。
今回はPWさんにもご協力いただき、PWをはじめたきっかけ、パピーとの日常生活の様子や楽しいエピソードを
インタビュー形式でたっぷり披露していただきました。
「PWをはじめたきっかけは社会貢献になればと思ったからです。」
「パピーが来てから、私たちの生活もがらりと変わりました。
初めてのPWに不安はありましたが、今は楽しい毎日です。みなさんも私たちと一緒にPWはじめてみませんか?」
そのように笑顔でお話しくださったご主人の傍らで、パピーを見つめる奥様の優しいまなざしが
とても印象的でした。
PWさん、素敵なエピソードをありがとうござました!
そんな中、足元のパピーは…
”ソンナエピソードガアッタンダネ。。。”
このように、初めての啓発で、しかも大きな会場。
最初からパピーコートを着用し、訓練犬たちと同じように敷物の上できちんと待機ができる…
そのようなことは、なかなかできることではありません。
これはきっと、PWさんの上手な対応と、ふだんに増して愛情たっぷりに接していてくれた結果でしょう。
パピーにとって、とても良い”経験”の機会となりました。
アーバンドック ららぽーと豊洲様では、今回が初の盲導犬ふれあいイベント開催となりましたが、
デモンストレーションでは、非常に大勢の方々に足をお運びいただき、最後まで熱心に耳を傾けてくださったり、
盲導犬の実情をご理解いただいた方からは、ボランティアやご支援方法についてお問い合わせいただくなど、
盲導犬に対して高い関心をお寄せいただくことができました。
これもひとえにアーバンドック ららぽーと豊洲ご関係者の皆様ならびに、ご来場いただきましたすべての方々の
おかげです。改めて感謝とお礼を申し上げます。
お手伝いいただきましたボランティアの皆さんも、ありがとうございました。