5月9-10日の2日間、ろまんちっく村で「ワンダフルとちぎ2015」が開催されました。
”北関東最大級のペットイベント”というだけあって、犬連れの方、ご家族連れの方々で、
会場は瞬く間にいっぱいとなりました。
協会からも訓練犬、PR犬たちが参加し、盲導犬ブースにも、多くのご来場者にお越しいただくことができました。
”盲導犬”について、広く知っていただく良い機会となった、このイベントについてレポートします!
まずは訓練犬たちの様子から。
”コンニチハ、フレアイヤッテマ~ス”
2日間で2回行った、盲導犬のデモンストレーションでは、皆さんに訓練実演、盲導犬のお仕事などについて
お伝えいたしました。
まずは基本訓練から!
”アッオモチャダ。アソンデアソンデ~。タノシイナッ”
”シットダネ。ドウ?キマッタデショ!”
”ウェイトッテイワレテイルアイダハ、テコデモウゴカナイヨッ”
つぎに、誘導訓練(=盲導犬お仕事)についてです。
ユーザー(視覚障がい者)さんが目的地までの地図を正確に頭の中で描き、盲導犬たちが5つのお仕事をこなし、目的地を目指します。
まさに二人三脚ならぬ二人六脚の共同作業です。
デモンストレーションには、立ち見の方もいらっしゃるなど、多くの方が最後まで熱心に耳を傾けてくださっていました。
デモンストレーションを終えた訓練犬が
”フーッ””ン?””グ~”
一休みしている間…
PR犬たちがふれあいを通じて…
バッチリPRの任務を果たしてくれていました!
盲導犬は視覚障がい者の方の歩く手段の一つ。働く犬です。
ペットが大集合するイベントの中で、盲導犬は異質な存在ではありますが、こうしたイベントを通じて、盲導犬の役割と
その存在意義など、広く知っていただけたのではないかと思っています。
最後の「待て」大会にPR犬たちが参加しました。
結果は…
3頭とも性格の良さが災いしてか、優勝は逃してしまいました、残念。
2日間のイベントを通じて、全国で11団体しかない盲導犬育成施設が、ここ栃木県にあること。
盲導犬が育つには、ボランティアさん、それに地域の皆さんのご協力が不可欠だということを知っていただく
貴重な機会となったのではないかと思います。
ご来場いただきました皆様、企画運営側でご協力いただきましたご関係者の皆様、誠にありがとうございました!