先週、イオンモール佐野新都市で、盲導犬の啓発イベントを開催しました。
今回はその時の様子をレポートします!
会場に到着するやいなや、あっという間にパピーたちは大勢な方々の笑顔の輪に囲まれていました。
”ハジメマシテ!ナデナデシテモラウトキモチイインダネ”
”コンニチハ!ハジメテノイベントダケド、タノシイナ”
当協会では社会化の勉強の一環として、パピーにはできるだけこうしたイベントに参加してもらっています。
今回は、デモンストレーションを楽しみにしていただいた方が大変多くて、デモンストレーションでは
2回とも立ち見の方が出るほどでした。
盲導犬のお話の前にまず、視覚障害者の見え方についてご説明をしました。
次に、視覚障害者の歩く手段の一つ、盲導犬のお話です。盲導犬は、盲導犬の繁殖犬(お父さん犬とお母さん犬)から誕生します。
誕生から約60日まで母犬と兄弟犬たちと過ごした後は、次に1頭ずつパピーウォーカー宅で暮らします。
PWさんへのインタビューでは、PWになろうと思ったきっかけから、パピーと暮らす毎日の楽しいエピソードなどを紹介いただきました。
また、今回のイベントは、ちょうど夏休み明けの新学期開始直後ということもあり、盲導犬について調べているお子さんたちからたくさんのご質問を受けました。
訓練実演では皆さんの関心がひときわ高まり、熱心にメモを取りながら聞く小学生の姿があちらこちらにありました。
DE(基本訓練)
そしてTW(誘導訓練)
デモンストレーションが終了すると、訓練犬たちもハーネス(仕事をする際につける胴輪)をはずしてふれあいを再開しました。
最後まで、たくさんの方に足をお運びいただいた、今回のイベントでした。
パピーたちも、こうした経験を通じておとなの階段を少し登ってくれたことでしょう。
”タノシカッタナァ…ムニャムニャ”
ご来場いただきました皆さま、イオンモール佐野新都市のご関係者の皆さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。