みなさんこんにちは。
早いもので、「盲導犬ふれあいデー」から1週間が経過しましたが、
4月28日の「盲導犬ふれあいデー」にはお越しいただけましたでしょうか?
そして楽しんでいただけましたか?
今回、お出でになれなかった方は、来年にはぜひお越しくださいね。
お待たせ致しました!
それでは、ウォークラリーについて解説しいたいと思います!
その前に、
当日、予想よりかなり早い段階で解答用紙が無くなってしまい、
参加できなかった方も多くいらっしゃったことと思います。
ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ありません。
次回からは、不足しないようにたくさん用意しておきますね。
ウォークラリーですが、問題は全部で8問ありました。
今日は1~4問目までの解説を行いますね。
まず1問目。
「ラブラドールは多産といって、仔犬をたくさん産むよ。1回の出産で何頭くらい産むのかな?」
というものでした。
正解は、1番の「平均して6頭」です!
ラブラドールは多いと10頭~12頭の仔犬を産むこともありますが、
毎回ではありません。母犬の体の大きさにもよりますし、色々な要因があって頭数は
変わってきますが、平均すると6頭くらいですね。
人間だと六つ子になるわけですから、やはり多いですよね。
第2問。
「盲導犬の仔犬を預かって育てるボランティア家庭を何と呼ぶかな?」
正解は、3番のパピーウォーカーでした!
1番のパピーホームという呼び名は主に介助犬協会(介助犬のみの育成施設)で使用されている呼び名です。
2番のパピーファミリーは主に補助犬協会(盲導犬、聴導犬、介助犬全てを育てる施設)
で使用されています。
盲導犬育成施設(盲導犬のみの育成施設)では、ほとんどの協会が「パピーウォーカー」と呼んでいます。
盲導犬に詳しい人には、簡単だったかもしれませんね。
第3問。
「協会では、犬の訓練のために猫を飼っているよ。一番年を取っている猫は誰かな?」
正解は、2番のヤマトでした!
実は、猫の紹介ポスターが犬舎に貼ってあったんですね。見ていない人には難しかったかもしれません。
ヤマトの年齢ですが、推定17才です。人間に換算すると、70才代~80才代位のようですね。
当のヤマトですが、28日は人も犬もたくさんいたため外に出られず、ずっと事務所にいたのでした。
また、遊びに来ることがありましたら、ぜひ「ヤマト」に会いにきてくださいね。
第4問。
「1才になると本格的な訓練が始まるよ。盲導犬として卒業するのは何才くらいかな?」
正解は1番の2才頃でした!
2番の4才頃、というのも全くないわけではないのですが、当協会では4才まで訓練して
卒業した犬はいません。やはり、犬自身が年を取ってしまうと働ける期間も短くなってしまいます。
そうなると、盲導犬使用者の方も困ってしまいますね。そのため、2才頃には卒業します。
その後、何歳まで働くかというと、当協会では10才まで、としています。
ただし、必ず10才までというわけではなく犬によって早まったり、遅くなったりもします。
盲導犬使用者の方も「元気なうちに引退させてあげたい」と思っている方が多いので
10歳位での引退が多いですね。
さて、皆さんはどれくらい正解しましたか?
また、近日中に残りの5~8問の解説を行いますね!お楽しみに…!!