貸与Q&A

貸与Q&A

こちらのQ&Aでは2つのカテゴリーのよくある質問と回答を掲載しています。
■盲導犬貸与に関するQ&A
盲導犬との生活に関するQ&A

【盲導犬貸与に関するQ&A】

Q:働いていない人は盲導犬を持つことができませんか?
A:日常的な買い物や、健康維持のためのお散歩が目的でも盲導犬を持つことができます。盲導犬と生活する上で必要な費用(飼料費・医療費)など、経済的な負担がかかるためある程度の収入は必要になります。

Q:犬を飼育したことが一度もない人でも盲導犬を持つことはできますか?
A:盲導犬と生活するために必要な排泄・給餌・グルーミングなどは共同訓練でその方法を身に着けていただくので、心配する必要はありません。毎日のお世話ができるのか不安な方は、共同訓練体験会において犬との生活を体験することができます。

Q:弱視ですが盲導犬は持てますか?
A:重度の視覚障害者の方が優先となりますが、身体障害者手帳をお持ちであれば、弱視の方でも盲導犬を持つことができます。

Q:高齢者でも持てますか?
A:年齢制限は設けてはおりませんが、共同訓練では午前・午後と一日中訓練を行いますので、盲導犬と歩けるだけの体力が必要です。また、予期せぬアクシデントにより盲導犬が急に引っ張るなどしたときに、犬をコントロールできる腕力も必要です。盲導犬との歩行は、常に犬の行動を管理しながら、環境を認知して歩く事が求められますので、複数の事柄を同時に処理できる能力が必要となります。

Q:貸与を受けるまでにどのくらい待ちますか?
A:犬とのマッチング(歩行速度の相性など)にもよりますが、お待ちいただく期間は約1年程です。

Q:盲導犬との歩行を体験してみたいのですがどうすればいいですか?
A:当協会内での歩行体験はいつでも受け付けております。その他、各地で開催される
「盲導犬ふれあいキャラバン」などのイベントでも体験歩行をする事ができます。また、犬との生活を
体験できる共同訓練体験会は、当協会での宿泊を伴うため、スケジュールを調整させていただいております。
(詳しくは、盲導犬歩行を体験するページをご参照ください。)

Q:透析を行っている人でも共同訓練はできますか?
A:共同訓練期間中は、透析ができる近隣の病院を紹介させていただいております。
日中に共同訓練を行うため、透析の時間帯は夕方から夜にかけて行っていただく必要がございます。
1日の訓練終了後、病院まで当協会の職員が付き添ってご案内いたします。

Q:盲導犬に興味があるけれど、申込書を出そうか迷っています。
A:盲導犬に関する疑問・質問は随時受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。
また、体験歩行や共同訓練体験会を経験し、改めて検討される方もいらっしゃいます。申請書を
出したらといって、必ず盲導犬の貸与を受けなければならないということはありません。
検討の結果、申請をキャンセルすることも出来ますので、ご安心ください。

【盲導犬との生活に関するQ&A】

Q:盲導犬はどのように目的地まで連れて行ってくれるのですか?
A:盲導犬が行う作業は主に①道の端に寄って歩く ②障害物を避ける ③十字路などの角で止まる
④段差で止まる ⑤指示した方向に進む の5つです。目的地までの地図を盲導犬使用者が頭の中で
イメージしながら犬に指示を出していきますので、盲導犬が自動的に目的地まで連れて行ってくれる
わけではありません。人と犬がそれぞれの役割を果たして、初めて安全に歩行ができます。

Q:病院やお店には連れて行けますか?電車やバスは乗れますか?
A:身体障害者補助犬法という法律により、公共施設をはじめ、各種交通機関、
不特定多数の方が出入りする施設などは、どこにでも出入りすることが認められています。

Q:排泄はどのようにさせればいいのですか?
A:盲導犬専用の排泄ベルトがあります。排泄ベルトにビニール袋をつけて、そのベルトを
犬の胴体に装着することで、排泄物が直接ビニール袋の中に入る仕組みになっています。
そのため、落ちた物を拾うことなく排泄物の処理ができます。犬にも個体差があるため、
排泄に連れ出す時間(排泄リズム)を予め把握しておくことが必要となります。

Q:食べ物は何をあげればいいのですか?
A:盲導犬には総合栄養食と書かれたドッグフードを与えており、比較的日持ちしやすい
ドライフードをお勧めしています。朝と夕方の2回、決められた量を与え、それ以外の
食べ物は与えません。共同訓練の際に、ドッグフードの種類や購入先などをお伝えしますので安心してください。

Q:自身が入院などで犬の面倒を見られない時はどうしたらいいですか?
A:ご家族に協力が得られる場合は、一時的に給餌や排泄をお願いすることがあります。
お一人暮らしの方や、長期間の入院などやむおえない場合は、協会でお預かりをいたします。

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